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哲楽熟議 / 哲楽遊戯
哲学熟議 8+哲学遊戯 2
声のメディオロジー
湯浅譲二 + 一ノ瀬正樹+河端伸幸+小ノ澤幸穂
ついに電子認証システムが見破ることができない「合成音声システム」が
実用化されるに至った。「わたし」の声で「わたし」でない者が語ることが
出来る時代、「オレオレ詐欺」から法廷に証拠される録音テープの信頼性まで
「声のすべて」が揺らぎ始めている現状を、だれがどう認識しているか?
かつて1970年代、映画編集でインタビュー から「声」を剥奪する編集に
異を唱えたのはジャン・リュク・ゴダールだった。その後の音声プロセシングの
デジタル化は、ついに「声紋の掠め取り」の段階まで進んでしまっている。
1950年代から一貫して声の本質を直視し、人類史に先駆的な貢献を続けて
きた作曲家・湯浅譲二を向かえ、古くて新しい「声の問題系」に
テクノロジー・メディアとともに向き合う「哲学熟議」+演奏の思索「哲楽遊戯」。
湯浅譲二(作曲) 一ノ瀬正樹(哲学) 河端伸幸(トロンボーン) 小ノ澤幸穂(鍵盤)
演奏
カミーユ・サン=サーンス カヴァティーヌ(1915)
フランク・ダイアモンド+伊東 乾 トレイン(2015) ほか
トロンボーン 河端伸幸
伴奏 小ノ澤幸穂
キーノート
湯浅 譲二 作曲家
一ノ瀬正樹 東京大学教授
ほか 予定
パネルトーク 進行 伊東 乾(東日本大震災復興支援哲学会議事務局)
2015年6月4日 木曜日 17:00 開場
17:30~20:30
東京大学本郷キャンパス 工学部2号館92B教室
入場無料
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