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哲学熟議 11 + 哲楽遊戯 5
「心の可視化」と「ビッグデータ・クライシス」
実証倫理の最前線=コンテンツ認知のELSIスタディーズ
クラウス・マインツァー+井上正雄+伊東 乾
演奏 「エドワード・スノーデンによるシニュソイダルのエチュード」(2016)ほか
グローバル情報ネットワーク社会は年を追うごとに計算機の演算速度とデータの集積率を上げ、いまや日々膨大な情報=ビッグデータがリアルタイムで蓄積され続けています。しかし私たち人間の認知や演算の能力に変化はありません。結果的にデータマイニングの技術に人類が依存するような形になっています。
欧州では日本より一足早く「ビッグデータの危機(クライシス)」つまり「情報地主」となったベンダーによる監視や支配の固定化が社会にリスクを発生させる危険性が指摘されています。今回の哲学熟議ではこの問題のパイオニアであるクラウス・マインツァー ミュンヘン工科大学教授を招き、またドイツと日本が協力して作り上げた脳血流測定技術「近赤外光スペクトルスコピー(fNIRS)」(島津製作所・井上正雄氏)を用い、来場される方から希望者を募って行う「脳機能可視化ライヴ」など実証倫理研究の最前線をご紹介し、問題の所在を考えます。
期日 2016年6月24日(火) 18:00-
場所 東京大学工学部2号館92B教室
主催 東京大学東日本大震災復興支援哲学会議
共催 日本時空間設計学会
協力 株式会社島津製作所
協賛 ドイツ連邦共和国バイエルン州政府日本代表部
協力 SGC戦略パートナーシップTUMチーム
参加ご希望の方は電子メールにて gakugeifu@yahoo.co.jp宛に、お名前・ご連絡先を明記のうえお申込み下さい。 1通で4名までお申し込みいただけます。
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