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哲学熟議 14 /哲楽遊戯 7

「死海に青雲 生き死にいわず 生きんとのみ」

 

             金子兜太生誕九九年節 シリアのいま と 兜太俳句アラブ語朗誦

 

 

ムハンマド・オダイマ 濱田聖子 加古陽治 一ノ瀬正樹

俳人・金子兜太氏の白寿を記念して俳人自身と準備を進めてきたアムステルダム・アンネ・フランクハウス・コラボレーション「兜太36句12ヶ国語訳発信」プロジェクトの第一弾。残念ながら兜太さんは2月に急逝されましたが、句はアラブ語に訳され、死海のほとりに平和を架橋するべく響き渡ります。

日本と中東を分かつ「アニミズムと形而上学」とは?後半「哲楽遊戯」での、アラブ詩の朗誦と共に、兜太さんのお誕生日に感じ考える場を持ちました。

ムハンマド・オダイマ

詩人。 1954 年シリア、ルワイサット生。ダマスカス大学卒、パリ第一大学(ソルボンヌ)博士。1990 年より東京大学で教鞭を執る。「古事記」、芭蕉や兜太の俳句、「一握の砂」など石川啄木短歌、小林秀雄や太宰治作品など古代から現代に至る主要な日本文学をアラビア語訳し、長年に渡って国際発信に貢献がある。

濱田聖子(はまだ・せいこ)

アラビア文学。東京大学教養学部非常勤講師、千駄ヶ谷日本語教育研究所講師。現在、アッバース朝期の文豪ジャーヒズの作品『けちんぼども』を鋭意翻訳中。アラブ文学的視点のみならず、日本語教育に携わる立場からも、兜太の俳句に関心を寄せている。

加古陽治(かこ・ようじ)

1962 年愛知県生まれ。東京外国語大卒。東京新聞(中日新聞社)原発事故取材班(菊池寛賞)総括デスク、文化部長などを経て編集局次長。 2015 年から「平和の俳句」担当責任者として、選者の金子兜太さんと交流。編著書に『真実の「わだつみ」』(東京新聞)、『一首のものがたり』(同、日本歌人クラブ評論賞)、共著に『レベル7 福島原発事故、隠された真実』(幻冬舎)など。「加古陽」名で短歌を詠む。

一ノ瀬正樹(いちのせ・まさき)

1957 年茨城県生まれ。哲学者。東京大学文学部哲学研究室名誉教授、オックスフォード大学フェロー、武蔵野大学教授。主著に 『人格知識論の生成――ジョン・ロックの瞬間 1997 『死の所有――死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学』 2011 『放射能問題に立ち向かう哲学』 2013  などがある。

進行:伊東 乾(いとう・けん)東京大学東日本大震災復興支援哲学会議・作曲指揮研究室

期日  2018 年 9 月 23 日  13:30 開場  14:00 - (17:00 ごろまで )

 

場所 東京大学本郷キャンパス 工学部2号館  92B 教室

 

入場無料 但し事前の申し込み者に限定 予定定員: 50 名 

お申込み 

お名前、ご連絡先を明記の上申し込み宛先メールアドレス gakugeifu@yahoo.co.jp にお申込み下さい。

一通のメールで4名まで申し込めますが、建物安全管理などの都合上、すべての申込者のお名前の明記が必要になります。抽選で50名(予定)の参加を募集します。

 

ご入場者には整理番号を付した e-ticket メールをお送りします。当日会場入口にて、 e-ticket メールと整理番号を明示のうえ、入場手続きを行ってください。

主宰 東日本大震災復興支援哲学会議 

 

共催 東京大学大学院情報学環作曲指揮研究室 

           東京大学文学部哲学研究室

 

後援 東京新聞

 

制作協力 日本時空間設計学会

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セミナー/レッスンの申込みについて

 

日本時空間設計学会のゼミナール/ならびに実技レッスンなどのお申込みは、希望日時などを明記の上、申し込み宛先メールアドレス semilesson@yahoo.co.jp にお申し込み下さい。

 

実費の必要なケースについては 郵便振替口座  00150-7-265821 宛 振り込み詳細を、上記メールに明記してください。

 

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